九国大・山口祥吾、151球の力投で今季初完投勝利!九州六大学野球春季リーグ戦
九国大の山口祥吾が151球の力投で今季初完投勝利を挙げ、九州六大学野球春季リーグ戦で活躍。

九国大の山口祥吾、151球の力投で今季初完投勝利
2025年4月13日、小郡市野球場で行われた九州六大学野球春季リーグ戦第1週第2日の試合で、九国大の山口祥吾(3年・浜松開誠館)が151球の力投で今季初完投勝利を挙げました。
試合のハイライト
- 1回:北九大に先制されるも、2回以降は走者を出しても粘り強い投球で5回まで追加点を許さず。
- 6回:失策から走者を許し1点を失うも、7回以降も走者を背負いながら無失点に抑え、味方の逆転を呼びました。
山口祥吾の戦略
「走者を出しても要所を抑えられたので良かった」と山口は語りました。上位の打者には変化球、下位の打者には直球中心と組み立てを変えて打ち取りました。
冬の練習での努力
昨秋は8試合で先発し2勝したが完投はゼロ。「ほかの投手に負担をかけないよう一人で投げきりたい」と冬の練習では長距離走をした後、疲れが残ったまま投球練習をするなど完投するための体力づくりに励みました。
今後の目標
まずは初勝利を挙げた右腕は「最多勝を目指して投げます」と大きな目標を立てました。4季ぶりのリーグ優勝へ向けてさらにギアを上げていくことを誓いました。
監督からの評価
河野拓郎監督は、山口の投球について「終盤でも疲れはなく、最後まで抑えられてよかった」と高く評価しました。また、練習後には5打席の勝負を挑み、河野監督を相手に「10打席ぐらい勝負して1安打しか打たれなかった」と手応えをつかんだことも快投につながりました。
今後の展望
山口祥吾は、今シーズンの最多勝を目指すとともに、チームのリーグ優勝に向けてさらに力を発揮していくことを誓いました。今後の活躍が期待されます。