2025年4月9日、アメリカン・エアラインズ・センター

レイカーズは敵地でマーベリックスと対戦し、112-97で勝利を収めました。この試合で注目を集めたのは、古巣ダラスに凱旋したルカ・ドンチッチ（26）です。ドンチッチは今季最多タイの45得点を記録し、チームを勝利に導きました。これにより、レイカーズは西カンファレンス6位以内を確定させ、3年連続となるプレーオフ進出を決めました。

ドンチッチの感動の凱旋

今年2月に歴史的なトレードが行われ、ドンチッチはマーベリックスからレイカーズに移籍しました。この日は彼にとって古巣ダラスでの初めての凱旋戦でした。会場ではスロベニア語で「Hvala za vse（今まで本当にありがとう）」と書かれたTシャツが無料配布され、先発選手紹介ではトリビュート映像が流れました。映像を見たドンチッチは涙を流し、「Thank you everything Luka」で締めくくられると、会場は大歓声で彼を迎え入れました。

試合のハイライト

ドンチッチは前半から大暴れし、第1Qで3本の3Pシュートを含む14得点をマーク。第2Qでも3本の3Pシュートを決めるなど、前半だけで31得点を記録しました。後半も得点を重ね、38分8秒の出場で7本の3Pシュートを含む45得点8リバウンド6アシストの大活躍を見せました。シュート成功率は57.1％、3P成功率は驚異の70％でした。

試合後のコメント

試合後、ドンチッチは「6年半過ごしたこの街でプレーできてよかった。ファンが多く集まってくれて感謝してる。この街のことも僕は愛してる」とダラスのファンに感謝の意を表しました。また、「トリビュート映像を見てたら涙が溢れてきた。NBAがどういうところかわからなかった18歳の時に自分をホームとしてくれた。映像を見てたら“この試合出れるかな？”と思ってたけど仲間のおかげで活躍出来てよかった」と振り返りました。

レイカーズのプレーオフ進出

勝利したレイカーズは、優勝した19-20シーズン以来の西カンファレンス6位以内を確定させました。今後のプレーオフでの活躍が期待されます。