ペイサーズの快進撃

インディアナ・ペイサーズは、6月1日（現地時間5月31日）にホームのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われた「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナル第6戦で、ニューヨーク・ニックスを125－108で下し、4勝2敗でシリーズを突破しました。これにより、ペイサーズは2000年以来初、フランチャイズ史上2度目のNBAファイナル進出が決定しました。

ハリバートンの活躍

タイリース・ハリバートンは、イースト決勝第6戦で21得点13アシストのダブルダブルに6リバウンド3スティールを記録し、イースタン・カンファレンス・ファイナルMVPの投票で4票を獲得しました。ニックスとのシリーズで平均21.0得点6.0リバウンド10.5アシスト2.5スティールをマークした25歳のハリバートンは、2022年2月のトレードでサクラメント・キングスからペイサーズへ加入し、在籍4年目でファイナルの出場権を手にしました。

チームへの感謝

ハリバートンは、チームへの感謝を次のように述べています。

「このフランチャイズが僕にチャンスを与えてくれたんだ。彼らは僕自身よりも、自分のことを見てくれていたと思う…。ペイサーズの一員であることが大好きだし、こんな経験は今までしたことがなかった。これは僕にとって本当に特別な感情なんだ」

ファイナルへの期待

ペイサーズは、6日から始まる頂上決戦で、ウェスタン・カンファレンスを勝ち上がったオクラホマシティ・サンダーとのシリーズへ臨みます。ハリバートン率いるペイサーズが、球団史上初のNBAチャンピオン（ABA時代は除く）に輝くことができるのか、まずは6日の初戦に注目していきたいです。