カーリング女子ロコ・ソラーレ、北海道銀行との再戦へ意欲満々 藤沢五月がアイス状況を分析
カーリング女子のロコ・ソラーレがワールドツアー初戦で敗れるも、北海道銀行との再戦に向けて意欲を燃やす。藤沢五月がアイス状況を分析し、次戦へ向けた戦略を語る。

ロコ・ソラーレ(LS)は、ワールドツアー世界最高峰のグランドスラムであるプレイヤーズチャンピオンシップの1次リーグ初戦で韓国チームと対戦。序盤の大量失点が響き、5―7で敗れて黒星スタートとなった。
試合は0―0の第2エンド(E)にいきなり3点を許す厳しい展開。第3Eに1点、第4Eに2点をスチールして同点に追いつくも、第5Eに2点、第6Eに2点のスチールを喫した。LSは第7Eに1点、第8Eには1点をスチールしたが、白星には届かなかった。
スキップ・藤沢五月は試合後にABAMAの中継インタビューで「2E目に3点をとられてスタートしてしまったのと、後半で2点スチールをされたところがキーポイントになった」と反省した上で「試合の内容としては4E目にスチールしてタイに戻せたことはよかった。アイスの状況を反省して明日の試合に生かしていきたい」と振り返った。
次戦は日本時間9日午後9時から北海道銀行と対戦する。2月の日本選手権で2敗した難敵だが、リード・吉田夕梨花は「しっかりとキーポイントで決めきって、序盤から最後までアイスリーディングをチーム全員でしたい」ときっぱり。リベンジに向けて決意を新たにした。
ロコ・ソラーレは、北海道銀行との再戦に向けて、アイス状況の改善とチーム全体の連携強化に力を入れている。藤沢五月を中心に、次戦での勝利を目指し、戦略を練り直している。