【競輪選手養成所・卒業記念レース】尾野翔一が連勝で完全 V を狙う!
競輪選手養成所の卒業記念レース初日で、尾野翔一が連勝を飾りました。野球から競輪へ転身した彼は、高い身体能力と冷静な走りで注目を集めています。

第 127 回生と第 128 回生の卒業記念レース初日
日本競輪選手養成所の第 127 回生(68 人、1 人欠場)と第 128 回生(20 人)の卒業記念レース初日が 4 日、静岡競輪場で開催されました。男女ともに予選 2 回戦までが行われ、男子は在所 1 位の尾野翔一(25=福岡)が連勝しました。女子はナショナルチーム所属で注目の酒井亜樹(23=大阪)が順当に決勝入りを果たしました。
尾野翔一の連勝
尾野翔一は、小学 3 年から野球に取り組み、高校卒業後は四国アイランドリーグなどでプレーしていました。九州アジアリーグの北九州下関フェニックスに所属していた際、野球に限界を感じてジムで師匠の柳詰正宏(97 期)と出会い競輪選手を志しました。自転車歴は短いものの、「競輪に向いていた」という高い身体能力を武器に養成所試験に一発合格しました。記録会では 2 度のゴールデンキャップを獲得し、競走訓練でも断トツの 48 勝を挙げました。
尾野翔一の目標
今回の目標はもちろん「完全 V」です。残りの 2 走、「チャンスがあれば主導権も取りたい」と果敢な走りで真の No.1 を証明するつもりです。