【欧州 CL】セルティック延長戦で逆転負け、前田大然ら日本人選手活躍も
UEFA チャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレーオフ第 2 戦で、セルティックが延長戦で逆転負けし、16 強進出を逃した。

【欧州 CL】セルティック前田快足アシスト 延長戦目前で B ミュンヘンに勝ち越され 16 強ならず
日本代表 FW 前田大然(27)と MF 旗手怜央(27)所属のセルティック(スコットランド)が、DF 伊藤洋輝(25)のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と 1-1 で引き分けたが、2 戦合計 2-3 で 16 強進出を逃した。
前田と旗手はアウェーでフル出場。セルティックは 1 点リードで迎えた後半アディショナルタイムの 49 分に痛恨の失点。延長戦目前で決勝点を奪われ、敗退となった。
日本人選手が強豪相手に躍動した。前半 16 分に旗手の右サイドを崩すワンタッチパスからクロスボールが入り、ゴール前に前田が飛び込んだ。ボールに届かず流れたが、決定的なシーンを作った。
続く前半 18 分、前田が右足でゴールを狙った。MF キューンが相手ボールカットからパス。受けた前田がフリーでペナルティーアーク付近から右足のコントロールシュートを狙ったがシュートミス。ゴール右へと外した。
この試合の均衡を破ったのは前田の快足だった。0-0 で迎えた後半 18 分、セルティックの縦パスが流れたところ前田がチェイシング。B ミュンヘン DF スタニシッチが中央の味方へパスしたボールを追いかけ、相手選手に渡る前に先に触り、スライディングでパス。これがキューンに渡り、左足シュートが決まった。前田のアシストから 1-0 と均衡を破り、2 戦合計 2-2 と並んだ。
B ミュンヘンの猛攻を受けたが、セルティックは GK シュマイケルのセーブなどで懸命に耐えた。そしてこのまま 1 点をリードすれば延長戦へ突入という後半アディショナルタイムで、痛恨の失点となった。
後半 49 分、B ミュンヘン はクロスボールから MF ゴレツカがヘディングシュート。シュマイケルがセーブし、こぼれ球を DF ビッカースがクリアしようとしたところ、デービスがブロック。ボールはインゴールへ飛び込んだ。土壇場の 1 点が勝負を決した。
伊藤はベンチ入りしたが出番はなかった。