侍ジャパンの井端監督、米アリゾナ州でメジャーリーグ組のキャンプ視察を開始

侍ジャパンの井端弘和監督（49 歳）は 17 日、米アリゾナ州でメジャーリーグ組のキャンプ視察を開始し、最初にエンゼルス・菊池雄星投手（33 歳）と対面した。

菊池雄星は、これまで WBC、プレミア 12、五輪など主要大会で侍ジャパン 選出経験はない。19 年から始まったメジャー生活は今季で 7 年目となり、大きな故障もなく 23 年に 11 勝、24 年に 9 勝と安定した成績を残している。オフにはエンゼルスと 3 年総額 6300 万ドル（約 97 億円＝契約時のレート）の大型契約を結んだ。

菊池雄星は初の侍ジャパンへ「まず怪我なくシーズンを過ごして、健康であれば前向きに考えたいと思います」と意欲を示した。

井端監督は菊池雄星について「体も大きくなって、順調そうで、本当にレギュラーシーズン、怪我なく終えてもらえればいいなと思います。ここ何年か、ものすごいボールを投げていますし、特に昨年の終盤というところでは、ちょっと手つけられないようなピッチングもしていました。本当に日本のためにやってくれればうれしいなと思っています。非常に明るい表情ですし、自信に満ち溢れているのかなという風には感じました」と期待を込めた。