ENEOS 宮崎早織、結婚で公私ともに新たなスタート バスケットボール女子日本代表主将としてロサンゼルス五輪へ
ENEOS 所属のバスケットボール女子日本代表主将、宮崎早織が結婚を発表。公私ともに新たなスタートを迎える宮崎は、ロサンゼルス五輪への出場を目指す。

ENEOS に所属して 11 季目を迎える宮崎早織は、シーズンの終盤戦を迎え、豪快に笑った。昨夏はパリ五輪に出場し、2 大会連続で出場したが、1 次リーグで敗退。帰国後はチームに合流し、10 月のリーグ戦開幕に備えた。目標としていた 21 年東京五輪の銀メダル超えはかなわなかったが、収穫も多かった。パリ大会でチームを率いた恩塚亨ヘッドコーチ(HC、45)には「恩塚さんのおかげで成長できた」と感謝。加えて、東京大会は女子、パリ大会は男子を率いたトム・ホーバス HC(58)についても言及した。28 年ロサンゼルス五輪に向け、パリ五輪で男子日本代表コーチを務めた米国出身のコーリー・ゲインズ新監督(59)が就任した。自身は 3 年後には 33 歳。出場すれば 3 度目の五輪ととなる。プロになってから、ENEOS 一筋。クラブ愛があるからこそ、湧き上がる思いもある。昨季は 16 季ぶりの無冠に終わった。皇后杯全日本選手権の連覇は 10 で止まり、14 年の入団以降、初めてタイトルを逃した。リーグ戦は終盤戦に入り、現在 4 位につける。メンバー 14 人のうち、半数の 7 人が 2000 年代生まれ。その中でチーム 2 番目の年長組として、チームを引っ張る。プライベートでも大きな変化があった。約 4 年の交際期間を経て、今月 8 日に結婚した。お相手は ENEOS 野球部に在籍していた元外野手の榎本和輝さん。宮崎と同じ 1995 年(平 7)生まれの 29 歳で、京都翔英高時代に、春のセンバツ甲子園に出場している。アスリート同士の夫婦。家庭ではコートと違う姿も見せるという。最後には、女子代表としてバスケットボール界にも変革を求めた。