【カーリング】フォルティウス、日本一への道を切り開く
カーリング日本選手権で優勝したフォルティウスが、苦難を乗り越えて日本一に輝いた。

フォルティウス、日本一へ
2 次リーグ首位通過のフォルティウスが延長戦(エキストラエンド)にもつれた大激戦を制し、21 年以降の新体制では初の日本一に輝いた。同 2 位の北海道銀行との“新旧対決”に 8-7 で勝利。
苦難を乗り越えて
22 年北京五輪代表決定戦では、王手をかけながらロコ・ソラーレに 3 連敗。その後は所属先との契約が終了し、スポンサーもない状況から新体制で再出発した。「最初はスポンサーもゼロで所属先もなかった。7 カ月くらいは自分の貯金を切り崩しながらという期間だった」。
日本一への道を切り開く
船山弓枝コーチ(46)は「みんな大変な中だったけど、好きなカーリングができると思ってやるしかないと。たくさんの方に協力を得て、1 つ 1 つ整えていった」と振り返る。近江谷も「カーリングができるだけで恵まれている」と感謝の思いが募っていった。
次の舞台へ
苦難の時期を経て、つかんだ日本一。道は世界選手権、五輪代表決定戦へと続く。「世界の中でどれだけ戦えるかが、五輪につながる。舞台は違っても、横浜でできたカーリングをどれだけ継続できるかがターゲットになる」。気を引き締め、次の舞台へ目を向けた。
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