【カーリング】フォルティウス、日本一へ望みつなぐ!延長戦制し五輪出場権獲得
カーリング日本選手権女子決勝で、フォルティウスが延長戦を制し、21 年 12 月以降の新体制で初の日本一に輝いた。五輪への望みをつないだ。

【カーリング】フォルティウス、日本一へ望みつなぐ!延長戦制し五輪出場権獲得
カーリング日本選手権女子決勝で、フォルティウスが延長戦を制し、21 年 12 月以降の新体制で初の日本一に輝いた。同 2 位の北海道銀行との“新旧対決”に 8-7 で勝利。26 年ミラノ・コルティナ五輪の代表決定戦(9 月、北海道・稚内)と世界選手権(3 月 15~23 日、韓国)の出場権を手にし、五輪へ望みをつないだ。
フォルティウスのメンバーの主なコメントは以下の通り。
吉村紗也香(フォース)
「前回の代表決定戦は、2 戦勝っていた中での逆転負けで悔しいの一言。(その後)チームの体制が変わり、新たに気持ちを 1 つにスタートを切った。そういう強い気持ちがあって、ここにいるメンバーがこの日本選手権に臨んだ。その思いをこの決勝で出せたと思う。この 1 投をどれだけ良い位置に置けるか、常に良い位置にと意識してやっていた」
小野寺佳歩(サード)
「夢のようだが、世界選手権が待っているので気持ちを切り替えたい。代表決定戦は SC 軽井沢さんとロコ・ソラーレさんとの戦いになる。作戦面や技術面を磨いて、より強い姿を見せていきたい」
小谷優奈(セカンド)
「ホッとしている。難しい展開もあったが、できることをやりきって勝てた。結果がついてくるよう、やり切ることを大事に戦っていきたい」
近江谷杏菜(リード)
「吉村選手が復帰してくれて以降、以前のフォルティウスよりもレベルアップできていると実感している。世界のトップと戦う面での向上にずっと取り組んできた。今はまだその途中。これからそれを詰めていきたい。五輪で金メダルを取るためにできることがたくさんある。それを洗い出したい」
小林未奈(リザーブ)
「最後の 1 投まで全力で戦い抜いてくれたみんなに感謝している。レベルの高い試合ができたことをうれしく思う」
船山弓枝コーチ
「みんなコミュニケーションがうまくとれていて、ストーンマネジメントもスムーズにいっていた。ここまできたらメンタルだなと思っていたが、みんなの顔色を見ると自信を持っているのが分かった。緊張はしたけれど、信じて見守ることができた」