阪神競馬場の全面改修と新馬場の特徴
阪神競馬場が全面改修され、3 月 1 日に新装開幕。今回の改修では馬場の全面改修が行われ、安全でソフトな馬場に生まれ変わりました。

阪神競馬場の全面改修
阪神競馬場の全面改修は外回りを作った 2006 年以来です。今回の工事では、クッション性、均一性、平たん性(凸凹がない)を併せ持つ安全な馬場を目指して進められました。
芝コースの改修
芝コースは昨年 4 月 14 日の開催終了後、すぐに着手されました。競馬で使う内から 10 頭分は張り替え、ホーム、バックストレッチの外側は路盤から替えました。張り替えた総面積は約 5 万 2400m2で、例年の 2 万~2 万 5000m2と比べて実に倍以上です。張り替えが終了したのは 7 月 5 日で、夏の暑い期間中に野芝が育つ時季に、たっぷりお日様の光を浴びることができたので良好な状態に仕上がったと思います。
ダートコースの改修
ダートコースは、9 センチのクッション砂の下にある上層路盤の山砂 15 センチ分を新しいものに入れ替えました。やっぱり 18 年も使っていたので硬化していましたが、今回の工事でクッション性が高まりました。
排水性の改善
阪神競馬場はどの競馬場よりも排水に優れていますが、今回はそこも改善され、さらに排水性が高まりました。
新馬場で狙える馬
新しくなった馬場で狙える馬については、3 月の阪神競馬開幕の直前に、また「阪神便り」と日刊スポーツ紙面でお伝えするということです。
次に読むべきもの
阪神競馬場がリニューアルオープンを記念して、JR 大阪駅で体験イベントを開催。馬ロボの騎乗体験、厩舎での餌やりチャレンジ、競馬場のにおい展など、盛りだくさんの内容で大人から子どもまで楽しめます。