アルカラス、ロッテルダムでの圧勝で準々決勝進出!
カルロス・アルカラスがABNアムロオープンの2回戦を圧倒的な勝利で突破し、自信を深める。

アルカラスが素晴らしいパフォーマンスを披露
男子テニスのABNアムロオープン(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が圧巻のプレーを見せ、準々決勝への進出を決めました。6日に行われた2回戦では、予選勝者で世界ランク317位のアンドレア・ババソリ(イタリア)を6-2, 6-1で一蹴しました。
この試合はアルカラスにとって自信を高める絶好の機会となりました。21歳の若手スターは、今季初の大会として全豪オープンに出場し、準々決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に逆転負けを喫した後、風邪に悩まされながらも見事に復調しました。
壮絶な試合展開
アルカラスは、初戦で世界ランク84位のボー・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)をフルセットの末に下し、順調に勝ち上がりました。彼は2回戦において、ファーストサービスが決まった際のポイント獲得率がなんと85%に達しました。ババソリにブレークを許さず、リターンゲームでも5度のブレークに成功。試合時間はわずか1時間3分でした。
アルカラスのコメント
試合後、アルカラスは「今日はずっと良かった。コートを出るときはいつも、どうすればもっと良くなれるかを考えている。」とコメントしました。彼は改善点に焦点を当て、ミスを少なくし、試合のクオリティを保つことを心がけたと述べました。「こういう試合の後は、自信がつくんだ」とも語りました。
準々決勝の展望
準々決勝では、世界ランク44位のパブロ・マルティネス(スペイン)と対戦します。マルティネスは先の2回戦で第5シード、ホルガ・ルーネ(デンマーク)をストレートで下した実力者です。この試合も注目が集まります。
同日、他の注目選手も8強に名を連ねました。第3シードのアレクサンダー・デ・ミノー(オーストラリア)、第4シードのアンドレイ・ルブレフ、第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)らが進出しています。