青柳優馬が語る「宮原健斗改名マッチ」の真意と全日本プロレスの未来
青柳優馬が「宮原健斗改名マッチ」を通じて全日本プロレスの認知向上を図る真意を明かす。

全日本プロレスの青柳優馬(29)が、17日後楽園大会で宮原健斗と保持する世界タッグ王座のV3戦に挑む。3日に行われた会見で、優馬は挑戦を受ける大森北斗、タロース組に負けたら宮原を改名させ「全日太郎」にすることを発表した。
この一見横暴にも見える行動の裏には、優馬なりの「全日本プロレス愛」があった。会見後、真意を聞くと「さっき急に思いつきました」と軽く答えたが、その背景には深い思いがあった。
「全日本プロレスっていえば宮原健斗っていうイメージが強い。けどこのままだと(世間に)広まらないと思うんです。だからこそ新たな名前『全日太郎』を背負い全日本プロレスを広めてもらいたい。いわばマスコットですね」と優馬は説明。新しいキャラクターデザインも構想中と明かし、宮原の名前を犠牲に王道マットを盛り上げる計画のようだ。
改名はリングネームではなく本名から丸々変えるつもりで、「宮原健斗という名前を戸籍上から抹消する。負けたら次の日朝イチで市役所に行く」と息巻いた。ただし、改名には市役所ではなく、家庭裁判所の許可が必要なことを優馬はまだ知らない。
この改名マッチは、全日本プロレスの認知向上の施策の一つとして行われ、今後の展開が注目される。