奈良学園大が9年ぶりの初戦突破!強肩捕手のサヨナラ2ランで勝利【大学野球選手権】
奈良学園大が9年ぶりに初戦を突破し、強肩捕手のサヨナラ2ランで勝利。全日本大学野球選手権での熱戦を振り返る。

2025年6月9日、明治神宮球場で行われた第74回全日本大学野球選手権大会の1回戦で、奈良学園大が東海大九州に3-1でサヨナラ勝ちを収めました。この勝利は9年ぶりの初戦突破となり、試合を決めたのは7番捕手の守 優雅選手でした。
守選手は1ストライクから外角のカットボールに反応し、左翼後方に打球を運びました。「外野は越えそうだなと思ったんですけど、風に乗ってくれました」と語り、打球はスタンドに飛び込み、緊迫したゲームに終止符を打ちました。
守選手は「ピッチャー陣が粘ってずっと1点で抑えてくれていたので、絶対に決めようと思って打席に入りました」と試合後のインタビューで語りました。また、肩の強さに定評のある守選手は、高校時代に甲子園出場を果たしており、その経験が今回の活躍に繋がりました。
この試合では、八木 唯斗選手と平野 健太選手の2投手が好リードを見せ、度重なるピンチを凌いでサヨナラ勝ちを呼び込みました。守選手は「低めに集めてしっかり投げ切ってくれました」と2投手の活躍を称えました。
次戦では、3連覇を目指す青山学院大との対戦が控えています。守選手は「日本一になるためには倒さないといけない相手なので、今日みたいに最少失点に抑えて勝ち切りたいと思います」と意気込みを語りました。王者を破って8強入りとなるか、今後の試合に注目が集まります。