Bリーグ2024-25シーズン特別表彰:滋賀レイクスの迅速なAED救急処置が称賛される
Bリーグ2024-25シーズンのアワードショーで、滋賀レイクスのアスレティックトレーナーが特別表彰。プレー中の選手をAEDで救った迅速な対応が評価された。

滋賀レイクスの迅速な対応が称賛
2025年6月4日、東京都内で開催された「Bリーグアワードショー」において、滋賀レイクスのアスレティックトレーナー、阿部慶太郎氏が特別表彰を受けた。この表彰は、2025年1月5日に滋賀ダイハツアリーナで行われた三遠ネオフェニックス戦での迅速な救急処置が評価されたものだ。
プレー中のアクシデント
試合中、滋賀レイクスのハビエル・カーター選手が突然意識を失い、コートに倒れ込むというアクシデントが発生。チームドクターとアスレティックトレーナーが直ちに自動体外式除細動器(AED)を使用し、救急処置を実施。カーター選手は意識を取り戻し、その後入院と治療を経てチーム活動に復帰することができた。
表彰式の様子
アワードショーでは、現場対応にあたった関係者を代表して阿部慶太郎氏が登壇。Bリーグの島田慎二チェアマンからトロフィーを授与された。阿部氏は、「メディカルチームと運営スタッフの連携なしには、迅速かつ的確な対応は実現できない。同じ危機感を持ち、準備を怠らなかったフロントスタッフにも深く感謝する」とコメントした。
Bリーグの安全対策
阿部氏によると、Bリーグはここ数年で安全安心の取り組みが進化しており、「緊急時対応計画」のスタンダード化が進んでいる。今回の受賞は、リーグ関係者が尽力している中での価値ある成果だという。
今後の展望
この表彰は、スポーツ界における安全対策の重要性を再認識させるものとなった。今後もBリーグは、選手の安全を最優先に考え、さらなる対策を講じていくことを約束している。