大谷翔平対アーロン・ジャッジ:今季唯一の3連戦でパパ対決が実現
大谷翔平とアーロン・ジャッジが今季唯一の3連戦で激突。両者とも今年長女を迎え、初のパパ対決が注目される。

大谷翔平とアーロン・ジャッジの今季初対決
ドジャースの大谷翔平投手(30)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が、5月30日(日本時間31日)からのドジャースタジアムでの3連戦で今季初めて対戦する。昨季のワールドシリーズ(WS)で対戦し、MVPにも輝いた両リーグを代表する2人。今シーズン唯一の3連戦となる。
両者の今季成績
大谷は両リーグ最多の20本塁打を記録し、量産態勢に入っている。ジャッジもリーグ2位の18本塁打で、打率は両リーグでダントツの3割9分1厘と調子を上げてきた。
昨季のワールドシリーズでの対戦
昨季のWSではドジャースが4勝1敗で制したが、両者とも消化不良に終わった。大谷は第2戦で左肩を脱臼し、強行出場を続けたが5試合で19打数2安打の打率1割5厘、本塁打と打点なしに終わった。ジャッジは18打数4安打の打率2割2分2厘、1本塁打、3打点で7三振。第5戦では5点をリードした5回に平凡な飛球を落球し、逆転負けのきっかけを作った。
初のパパ対決
ジャッジは1月、大谷は4月にそれぞれ第1子の長女が誕生。初のパパ対決でもある。ドジャースは貯金12、ヤンキースは貯金15でともに地区首位。両軍ともに2年連続のWS進出へ向けて順調に白星を積み重ねている。
今後の対戦の可能性
この3連戦を終えると、今季対戦の可能性があるとすればWSのみ。2年連続同チームの対決となれば1977、78年の両軍の対決以来となる。さらに「大谷VSジャッジ」は2026年3月のWBCでの対戦の可能性もある。ジャッジはすでに主将として米国代表入りすることが発表され、大谷も2大会連続出場を熱望している。米国と侍ジャパンが対戦するとすれば決勝戦。2つの世界一を占う3連戦だ。
今後の試合日程
ヤンキースの後には昨季リーグ優勝決定シリーズで対戦したメッツ、今季好調のカージナルス、昨季地区シリーズで対戦したパドレスと強敵との対戦が続くドジャース。6月1日(日本時間2日)の第3戦には山本の先発も予定されている。