【愛知大学野球1部2部入れ替え戦】東海学園大が逆境を乗り越え今季初勝利で1部残留の望みをつなぐ

東海学園大が名院大に10-3で逆転勝ちし、今季初勝利で1部残留の望みをつなぐ。瀬尾智紀の3点適時三塁打が決勝点に。

逆境からの逆転勝利

2025年6月1日、愛知大学野球春季1部2部入れ替え戦の2回戦が行われ、1部最下位の東海学園大が2部優勝の名院大に10-3で逆転勝ちを収め、1勝1敗とした。開幕から10連敗で最下位が決定し、入れ替え戦の1回戦も落とした泥沼の11連敗から脱出。今季初勝利で1部残留の望みをつないだ。2日に行われる3回戦で東海学園大が勝てば1部残留、名院大が勝てば1部昇格となる。

瀬尾智紀の決勝打

崖っぷちで4年生が意地を見せた。東海学園大は2点を追う3回に押し出し死球で1点差に迫り、なお2死満塁。瀬尾智紀内野手(4年・享栄)が放った右中間への大飛球が中堅手の頭上を越え、走者一掃の3点適時三塁打となった。逆転で流れをつかむと、今季12戦目で最多の10安打10得点の大勝を収めた。

監督との最後のシーズン

名院大に先勝を許し、負ければ2部降格が決まる一戦だった。瀬尾は「ここまで4年生が結果を出せなくて迷惑をかけたので、意地を見せたかった。監督は今年で最後なので、2部に落ちるわけにはいかない」。今秋のリーグで勇退を表明している鈴木保監督と最後のシーズンを1部で戦うためにも負けられなかった。

下位打線の奮起

この日は8番の主将・榊原が得点に絡む1安打、9番の横道が3安打1打点と下位打線の4年生も奮起。今季初勝利で殻は破った。「最後は気持ちで勝つ」。ただ必死に勝利をつかみにいく。

次に読むべきもの

Load More

We use essential cookies to make our site work. With your consent, we may also use non-essential cookies to improve user experience and analyze website traffic. By clicking "Accept," you agree to our website's cookie use as described in our Cookie Policy.