【大学野球】山形球道が立大59年ぶりの3冠王!沖縄出身初の首位打者に輝く
立大の山形球道が東京六大学野球春季リーグ戦で59年ぶりの3冠王に輝き、沖縄出身初の首位打者となった。

2025年6月1日、東京六大学野球春季リーグ戦が全日程を終了し、立大のリードオフマン・山形球道外野手(4年=興南)が打率4割4分4厘、5本塁打、17打点で3冠王に輝いた。立大選手の3冠王は1966年春の槌田誠以来、59年ぶり2人目だ。
山形のシーズン24安打はチーム史上最多安打となり、これまでの記録を更新した。さらに、今年100周年を迎えた東京六大学野球リーグで、沖縄の高校出身の選手では初の首位打者になった。
東都リーグでは2000年秋と2001年秋に新垣道太(駒大・沖縄水産)が、首都リーグでは1973年秋に宮城光洋(東海大・興南)、2009年秋に比屋根渉(城西大・沖縄尚学)が首位打者になっている。
山形の名前の由来は、水島新司さんの野球漫画「球道くん」。作品内で繰り返される言葉「球けがれなく道けわし」を地で行き、野球道を突き進む。
今シーズンの活躍は、立大の歴史に新たな1ページを刻むとともに、沖縄出身選手の活躍の場を広げる大きな一歩となった。