アル・ホーフォードはキャリア18年目のシーズンを終え、セルティックスのプレーオフでの敗退後、現役続行についての決断を保留している。セルティックスはプレーオフのセカンドラウンドでニックスに敗れ、ホームでの連敗やジェイソン・テイタムのアキレス腱断裂など、多くの困難に直面した。

ホーフォードは会見で、「セルティックスとしてあるべきレベルに達しておらず、目標を達成できなかったという厳しい現実を受け入れなければならない」と述べた。彼は38歳ながらもトップレベルのプレーを維持し、チームの屋台骨として活躍してきた。

今シーズンは60試合に出場し、プレーオフでは31.6分の出場時間を記録。しかし、契約満了を迎える今、彼は現役続行について躊躇している。「まずは妻や子供たちと過ごしたい。まだシーズンが終わったばかりで、自分の中でいろんなことを消化する必要がある」と語った。

セルティックスは来シーズンのリーグ最高年俸となる重い契約を抱え、テイタムのアキレス腱断裂による全休も予想される。チームが岐路に立つ中、ホーフォードのリーダーシップは今まで以上に重要になる。彼自身が覚悟を決めることが、チームの未来を左右する鍵となるだろう。