青学大、逆境を楽しむ強さで東都大学野球リーグ5連覇達成!エース中西聖輝が土壇場の力を見せる
青学大が東都大学野球春季リーグで史上4校目となる5連覇を達成。エース中西聖輝の活躍が鍵となり、逆境を楽しむチームの強さが光った。

青学大、逆境を楽しむ強さでリーグ5連覇
青学大は、東都大学野球春季リーグ戦で史上4校目となるリーグ5連覇を達成しました。この快挙は、チーム全体の逆境を楽しむ強さと、エース中西聖輝投手の土壇場での力強い投球が支えとなりました。
チームの強さとエースの活躍
1番打者として1回に先制ホームを踏んだ藤原夏暉主将は、「5連覇のプレッシャーもありましたが、勝ててホッとしました。ぼくたちの代はプレッシャーの中でもワクワクできる選手が多い。ピンチでも楽しめていた」と、チームの勝負強さを強調しました。
今シーズン、青学大は開幕から苦戦を強いられましたが、勝ち点3同士の直接対決で1回戦を落としながらも、動じることなく連勝を重ねました。その中で、防御率リーグトップの盤石エース中西聖輝投手が大活躍。3回戦では3カードとも先発し、2完封を含め、わずか1失点で3勝を挙げました。中西投手は「崖っぷち精神で1回戦とは違った力が出せました」と胸を張りました。
昨年の悔しさをバネに
今年の4年生は、1年のときにあと1アウトが取れずに優勝を逃す悔しさを経験しました。その悔しさをバネに、チームは昨年、秋春ともにリーグ戦制覇&日本一の4冠を達成。そして、今年も出場を決めた大学選手権(6月9日開幕、神宮ほか)では、史上初の3連覇を目指します。
中西投手は「次に向けてしっかり準備したい」と目を輝かせ、チームのさらなる飛躍を誓いました。
監督の言葉
ナインの手で胴上げされた安藤寧則監督は、「1球の重みをわかっている選手たち」と、選手たちの成長と努力を称えました。チーム全体の結束力と、逆境を楽しむ精神が、今回の5連覇を支えたのです。
青学大の今後の活躍に、大学野球ファンの期待が高まっています。