大阪万博の影響でアマチュア野球界が変化

2025年4月13日に開幕した大阪・関西万博は、大阪のアマチュア野球界にも大きな影響を与えています。特に、万博会場が位置する夢洲に近いシティ信金スタジアムの使用が敬遠され、他の球場での開催が増えています。

シティ信金スタジアムの使用回避

シティ信金スタジアムは、高校野球の大阪大会決勝戦や大学野球のリーグ戦などで使用される重要な球場です。しかし、万博開催による交通混雑の懸念から、今年は同球場を避ける傾向が強まっています。特に今春の高校野球大阪大会の決勝戦では、GOSANDO南港が使用されました。

球場争奪戦の激化

シティ信金スタジアムに代わって、GOSANDO南港が大人気となっています。また、わかさスタジアム京都やほっともっとフィールド神戸など、他の球場でも土日を中心に争奪戦が繰り広げられています。今春は土日の雨天中止が多く、球場を取り直すことに苦労している状況です。

万博閉幕後の見通し

万博は10月13日に閉幕しますが、アマチュア野球界への影響は続きそうです。球場の確保や交通状況の改善が今後の課題となるでしょう。