【大相撲夏場所】大の里の土俵際の反応と下半身の安定感が光る
大相撲夏場所10日目、大の里が土俵際での反応と下半身の安定感で勝利を収めた。詳細な試合内容と今後の展望を紹介。

大の里の土俵際の反応
大相撲夏場所10日目、大の里は一山本を押し倒しで破り、単独首位に立ちました。相手の突き押しにしっかりと反応し、土俵際でも足を出して安定感を見せました。特に序盤戦での取りこぼしがなかったことが大きなポイントでした。
下半身の安定感
大の里の下半身の安定感は、ここまでの試合で大きな武器となっています。先場所で負けている若元春や高安に連勝し、厳しい取組をクリアすることで自信と勢いをつけています。
今後の展望
11日目の若隆景戦は、大の里の真価が問われる大一番となりそうです。立ち合いだけでなく、相手のペースにならないことが重要です。若隆景はおっつけが強力で、組んでも力があるため、小兵相手に重さ勝ちするには、相手を正面に置いてしっかりと当たることが求められます。シンプルなことですが、それができれば問題はないと見ています。
(元横綱・稀勢の里)