ニックスのジョシュ・ハートが53年ぶりのトリプルダブル達成!イースト決勝進出を決める
ニューヨーク・ニックスのジョシュ・ハートが53年ぶりのトリプルダブルを達成し、チームをイースト決勝に導いた。

ニックスの歴史的勝利
ニューヨーク・ニックスは、5月17日にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたボストン・セルティックスとの「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦で、119-81の大差で勝利を収めました。この勝利により、ニックスはシリーズを4勝2敗で突破し、2000年以来初のカンファレンス・ファイナル進出を決めました。
ジョシュ・ハートの活躍
この試合で特に注目されたのがジョシュ・ハートの活躍です。ハートは32分58秒のプレータイムで10得点、11リバウンド、11アシストのトリプルダブルを達成しました。ニックスの選手がプレーオフでトリプルダブルを記録したのは、1972年のウォルト・フレイジャー以来初めてのことで、53年ぶりの快挙となりました。
チーム全体の好調
ニックスはジェイレン・ブランソン、OG・アヌノビー、ミケル・ブリッジズ、カール・アンソニー・タウンズの4選手が20得点以上を記録し、チーム全体の好調ぶりが伺えました。特にハートは攻防両面で重要な役割を果たし、オフェンシブ・リバウンドやルーズボールでの強さも光りました。
今後の展望
22日に開幕するイースト決勝では、ニックスはインディアナ・ペイサーズと対戦します。レギュラーシーズンの直接対決ではニックスが2勝1敗とリードしていますが、2月12日を最後に対戦していないため、どんな展開になるかは必見です。ハートのオールラウンドな活躍が、ニックスの勝敗を左右する鍵となるでしょう。
歴史的背景
ニックスがプレーオフのシリーズをホームで締めくくったのは、1999年カンファレンス決勝以来、実に9471日ぶりのことです。1999年のカンファレンス決勝ではインディアナ・ペイサーズと対戦し、2000年のカンファレンス決勝でも同じくペイサーズと対戦しました。当時のニックスにはアラン・ヒューストンやラトレル・スプリーウェル、パトリック・ユーイング、ラリー・ジョンソンらが在籍していました。
必見のシリーズ
今シリーズでも、ハートのオールラウンドな働きがニックスの勝敗を左右することになるかもしれません。NBAファイナルへの出場権を獲得するのはどちらのチームになるのか、今後の展開に注目です。