スタート直後のオーバーテイクが決定的に

2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPで、マックス・フェルスタッペンがスタート直後の複合コーナー「タンブレロ」でオスカー・ピアストリを豪快にオーバーテイクし、そのまま首位をキープしてトップチェッカーを受けた。このオーバーテイクが勝利へのターニングポイントとなったと、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は賞賛した。

レースの流れをコントロール

フェルスタッペンは、バーチャル・セーフティカー（VSC）とセーフティカー（SC）が1回ずつ出される中でも冷静にレースをコントロール。タイヤのデグラデーションに対する余裕も確保し、マクラーレン勢を凌駕するペースを見せた。

ホーナー代表のコメント

ホーナー代表は、「スタート自体はまあまあだったが、最初のコーナーでのオーバーテイクが勝敗の分かれ道だった」と述べた。また、フェルスタッペンの対応力とペースの維持能力を高く評価し、チームの士気を高める重要な勝利だったと語った。

今後のランキングへの影響

今シーズンはマクラーレン勢がシーズンを席巻するとの見方が強かったが、フェルスタッペンのペースが持続すれば、ランキング上での逆転も不可能ではない。今シーズンの行方はまだまだ分からない。