パドレスがマリナーズに3連敗、松井裕樹も失点で苦戦
パドレスがマリナーズに3連敗を喫し、松井裕樹投手も失点で苦戦。得点圏での打撃不振が響いた。

パドレスが痛恨の3連敗
サンディエゴ・パドレスは、アメリカン・リーグ西地区首位のマリナーズとの3連戦で全敗を喫した。特に得点圏での打撃不振が目立ち、21打数ノーヒットという苦しい結果に終わった。
松井裕樹の苦戦
4番手として登板した松井裕樹投手は、一死も奪えずに2失点を喫した。9回表に登板した松井は、先頭の8番ムーアに対して9球粘られた末に四球を与えると、続く9番リバス、1番クロフォードにも制球が定まらず、まさかの3者連続四球で投手交代が告げられた。その後、右腕アレク・ジェーコブが犠飛と適時打を浴び、松井に2失点が記録された。これにより、松井の防御率は「1.93」から「2.89」に急上昇した。
打線の不振
パドレスの打線は、今シリーズで得点圏21打数ノーヒットと振るわず、3試合続けてわずか1得点での敗戦を喫した。初回にフェルナンド・タティスJr.が12号先頭打者アーチを放って先制するも、先発右腕マイケル・キングが4回表に逆転を許すなど4失点を喫し、逆転を許した。
地区の状況
地区首位に立つドジャースがエンゼルスに3連敗を喫した中、パドレスも被スイープに終わり、ゲーム差を縮めることができなかった。一方で、地区3位のジャイアンツがアスレチックスに3連勝を収め、2位パドレスにゲーム差無しまで接近。ナショナル・リーグ西地区は上位3チームが1ゲーム差の中に犇めく事態となっている。