侍ジャパン井端監督、WBC2025に向けた戦略と日韓強化試合の意義
侍ジャパンの井端弘和監督がWBC2025に向けた戦略を語り、日韓強化試合の意義について言及。大谷翔平の出場にも期待を寄せた。

2025年11月15日と16日、東京ドームで「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」が開催されることが発表された。この強化試合は、WBC2025に向けた重要なステップとして位置づけられている。
井端監督の戦略
侍ジャパンの井端弘和監督は、記者会見でWBC2025に向けた戦略を明らかにした。特に、大谷翔平の出場について「当然入ってきてほしい選手であるのは間違いない」とコメントし、彼の活躍に期待を寄せた。
日韓強化試合の意義
日韓強化試合は初開催となる。WBCの1次ラウンドで対戦が決まっていることから、本番に準じた規定で行われる。井端監督は「大会を意識したメンバー選考になる。勝ちにこだわってやっていきたい」と強調し、特にジャイアンツ・李政厚を警戒する選手に挙げた。
メジャー組とのコミュニケーション
井端監督は2月に渡米し、メジャー組とコミュニケーションを取った。選考については「シーズンは一切、邪魔することはない。終わってからと約束した」と述べ、今季終了後に決定する方針を示した。
国内組の合宿
11月6日から12日にかけて、宮崎で国内組の合宿が開催される。これは極めて異例なことで、WBCで初導入される「ピッチクロック」対策などが目的だ。井端監督は「メジャー以外の選手がこの1シーズンでどれだけ成長しているか、近くで見られるのは非常に大きい」と語った。
世界一連覇を目指して
世界一連覇を目指す26年大会に向けて、侍ジャパンは最強チームを編成する方針だ。米国代表にはヤンキース・ジャッジらメジャーの有力選手が続々と参戦を表明しており、日本も負けないような選手選考を進めていく。