DeNA、侍コンビの奮闘で連敗脱却 三浦監督の期待と未来
DeNA の若手コンビが連敗を脱出。三浦監督の期待に応える

4 連敗中の DeNA の重たいムードを振り払ったのは、伸び盛りの若手コンビでした。三回、先頭の 8 番森敬斗が二塁内野安打で出塁し、犠打で 1 死二塁。ここで左打席には 1 番梶原昂希。内角のスライダーを詰まりながらも左前にはじき返し、森敬が快足を飛ばして先制の本塁に滑り込みました。
梶原は「(森)敬斗は足も走塁技術もある。何とかかえってきてくれる、と気楽に打席に入れる」と述べています。自身も後続の内野安打で、判断よくホームを踏みました。
23 歳の森敬は守備の要の遊撃手、25 歳の梶原はリードオフマンとして昨季途中にブレーク。今春はともに日本代表「侍ジャパン」に招集されました。
ただ、森敬はオープン戦で打率 1 割未満と不振で、梶原も調子を上げられず。2 軍戦にも出場して復調のきっかけを探ってきました。
開幕からの 12 戦で先発に固定されているのは、主将の牧秀悟を除けば、森敬と梶原だけです。2 人にかける三浦大輔監督の期待は大きく、六回には梶原が貴重な追加点を奪う適時二塁打も放ちました。
昨季は 26 年ぶりとなる日本一に輝いた DeNA。2 人は前回 1998 年の時はまだ生まれていませんでした。27 年ぶりのリーグ優勝と、前回はかなわなかった「日本一連覇」へ。このコンビのさらなる成長が欠かせません。
次に読むべきもの
2025年WBC開幕戦で侍ジャパンが台湾と激突! 東京ドームで繰り広げられるリベンジマッチの全容を、詳細な対戦スケジュールとチーム分析で解説。熱い戦いが待ち受けるグループCの見どころを徹底紹介。
2026年3月のWBC開幕戦で台湾と激突する侍ジャパン。吉見一起コーチがプレミア12敗戦をバネにした連覇への決意を表明。東京ドーム初戦の戦略分析から韓国・オーストラリア戦の展望まで、日本代表の全容に迫る。
2026年WBCの組み分けが正式決定!侍ジャパンはオーストラリア、韓国、チェコ、台湾とC組で激突。東京開催の1次ラウンド突破を目指し、米国での決勝トーナメント進出へ向けた戦略を解説。
元巨人監督の高橋由伸氏が、侍ジャパン野球教室で魚雷バットを歓迎し、道具やポジション選択に固定観念を打破することを望んでいる。
26 年 WBC 初戦は台湾と対戦する侍ジャパン。吉見投手コーチは井端監督をサポートして連覇を目指すと意気込みを語った。