2026 年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕まで 1 年!車いすカーリング混合ダブルスが新種目に
2026 年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕まで 1 年となりました。今回の大会では、車いすカーリングの混合ダブルスが新種目として加わります。

2026 年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕まで 1 年!車いすカーリング混合ダブルスが新種目に
2026 年ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕まで 6 日であと 1 年となりました。イタリアでは 06 年トリノ以来、2 回目の冬季大会で、夏季を含めれば 3 回目となります。障害の有無にかかわらず誰もが活躍できる社会の実現に寄与すべく、大会組織委員会の担当者は「そうした取り組みを促進する重要な機会」と意義を強調しています。
3 月 6 日から 15 日までの日程で 6 競技 79 種目を実施します。史上最多を更新する 600 人以上が参加する見込みです。新種目には車いすカーリングの混合ダブルスが加わります。直前に行われるミラノ・コルティナ五輪と同様に、複数都市で広域開催されます。単独開催に比べ、経済的な負担は分散されます。市民の理解が深まらず冬季五輪招致を白紙に戻した札幌市にとっても、将来の参考になる点がありそうです。
ただ、分散開催には課題もあります。都市部のミラノと山間部のコルティナダンペッツォは 400 キロ以上も離れています。主要空港からのアクセスが悪い会場もあり、選手や観客の輸送に問題が起こるかもしれません。
女子で村岡桃佳(トヨタ自動車)の 3 大会連続金メダルが懸かるパラアルペンスキーやパラスノーボード、車いすカーリングはコルティナダンペッツォで実施されます。男子の川除大輝(日立ソリューションズ)が頂点を狙うパラノルディックスキー距離とパラバイアスロンは山岳地域のバルディフィエメ、パラアイスホッケーはミラノが舞台となります。
開会式はベローナにある古代ローマ時代の円形闘技場で、閉会式は 1956 年コルティナダンペッツォ五輪で使われた会場で行われます。