【馬術】戸本一真が語る「初老ジャパン」パリ五輪後の反響と今後の展望

パリ五輪の総合馬術団体で銅メダルを獲得した戸本一真が、五輪後の反響の大きさと今後の展望を語った。

「P・UNITED」に出演した戸本一真 パリ五輪の総合馬術団体で銅メダルを獲得した戸本一真(41=日本中央競馬会)が、歴史的快挙による〝反響〟の大きさを明かした。 パラスポーツの 9 競技団体が合同で活動するプロジェクト「P・UNITED」のイベントが 6 日に都内で行われ、戸本、カーリング女子元日本代表の市川美余さん、パラ馬術の稲葉将(シンプレクス・ホールディングス)らが出席。マイナー競技の組織運営を円滑に進める上で、トークセッションではオリパラの枠を超えて意見を出し合った。 パリ五輪前の馬術の注目度は高くなかったものの、1932 年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で金メダルを獲得した「バロン西」こと西竹一以来、92 年ぶりに日本勢が表彰台を奪取。さらに愛称の「初老ジャパン」が大きな話題を集め、時の人となった。 戸本は「欧州では非常に人気だが、日本ではかなりマイナー競技で、馬術と言ってもピンと来ない方がたくさんおられた。五輪後は『馬術をやってみたい』という問い合わせが乗馬クラブに行ったり、僕も実際に聞かれたこともあった」と変化を指摘。だからこそ「五輪で入賞するだけでなく、メダルを取って馬術が非常に注目されるようになってきた。やはりマイナー競技こそ結果が求められると感じた」と振り返った。 その一方で「今まではお昼ご飯にちょっと安いラーメン屋に食べたいなと思っていたけど、最近はおしゃれなパスタ屋に入るようにしている」と苦笑い。周囲の視線を集めるがゆえの悩みも告白したが、注目を浴びることへの感謝を口にする場面が目立った。

次に読むべきもの

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕まで1年!P・UNITED がイベントを開催
カーリング

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕まで1年!P・UNITED がイベントを開催

ミラノ・コルティナ冬季パラリンピック開幕まで1年となった 3 月 6 日、P・UNITED がイベントを開催。カーリング、車いすカーリング、パラ馬術、パラフェンシング、総合馬術などの選手、元選手が登壇し、パラと五輪競技の協働についてトークセッションが行われた。

Load More