【リーグワン D1】最多トライゲッター争い、ジョネ・ナイカブラが独走!ルーキー北村も躍動
今季の NTT リーグワン D1 では、最多トライゲッターを狙うレースが熱を帯びている。現在首位に立つのは東芝ブレイブルーパス東京のジョネ・ナイカブラ。ルーキーの北村瞬太郎も注目を集めている。

初の「最多トライゲッター」へ突き進むジョネ・ナイカブラ[BL 東京]©︎JRLO
今季よりレギュラーシーズンの試合数が 16 試合から 18 試合に増えた NTT リーグワン ディビジョン 1。上位 6 チームが進出するプレーオフ争いが展開される中、個人タイトルの最多トライゲッターを狙うレースも熱を帯びている。
現在のトライランキング首位は 11 トライの東芝ブレイブルーパス東京の WTB ジョネ ・ナイカブラ。第 10 節のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦で後半 30 分に右大外を駆けて逆転の決勝トライをマークし、単独でランキング首位に躍り出た。クリーンブレイク数もリーグトップで高い推進力を見せている。
昨季のトライ王、静岡ブルーレヴズの WTB マロ・ツイタマは前節まで首位タイの 10 トライ。第 4 節まで 8 トライを量産したものの、ここ数試合はアシスト役に回ることも多く少々ペースを落としている。ゲインメーターは 899m でトップを走る。
ツイタマと並ぶ 2 位タイの埼玉パナソニックワイルドナイツの WTB 竹山晃暉は第 4 節・三重ホンダヒート戦でハットトリックトライを決めてからペースを上げた。プレースキッカーを務めることもあり、高い得点力で首位を走るチームを支えている。
4 位は 8 トライを奪ったハラトア ・ヴァイレア[S 東京ベイ]、アタアタ ・モエアキオラ[神戸 S]、北村瞬太郎[静岡 BR]の 3 名が並ぶ。
今季、立命館大から加入したルーキー(2023-24 シーズンはアーリーエントリー登録も未出場)、北村瞬太郎はクイックネスを活かし、SH のポジションからトライを重ねている。チームメイトのマロ・ツイタマら WTB の突破のフォローに走りトライをマークするパターンも多い。
昨季 2 トライのハラトア ・ヴァイレアは爆発力のあるアタックでトライを量産。アタアタ ・モエアキオラは今季の出場試合数 7 以上のトライ数を記録している。次点で 7 トライをマークしているパリ五輪に出場したセブンズ日本代表、石田吉平[横浜 E/WTB]が続く。
D1 のレギュラーシーズンは残り 8 試合。トライゲッターたちの熾烈な競争は続く。