定年迎えた宗像義忠師、スタッフから花束贈られ感謝「無事にバトンを渡せそうでホッとしています」

4 日付で定年を迎えた宗像義忠師が、厩舎スタッフから花束を贈られ、感謝の言葉を述べた。宗像師は、無事にバトンを渡せそうで安堵していると語った。

4 日、美浦トレセンで 2 人の調教師が定年を迎えた。宗像義忠師(70)は厩舎スタッフから贈られた花束を手に、晴れやかな表情を浮かべた。

宗像師は「花束をもらって、うるうるしました。無事になんとかバトンを渡せそうで、ホッとしています。ほとんどの馬が(田中)勝春のところにいきますので。応援します」と話した。厩舎解散日のこの日は管理馬が転厩先へと移動する日。遠目に管理馬が厩舎を離れていく姿を確認すると、「馬が移動するのかな」と慈悲深く見送っていた。

転厩馬を受け入れる田中勝師は宗像師と入れ替わるように 5 日に開業する。田中勝師は「宗像先生には怒られた記憶がない。距離とか、適性とかを考えて使う人でした。そこは最後まで変わらなかったよね。馬優先主義でしたね」と別れを惜しんだ。【松田直樹】

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