MF 高橋諒が完全移籍、海外挑戦も視野に
岡山から完全移籍した MF 高橋諒が、新たな目標に向かって海外挑戦も視野に入れている。

高橋諒、完全移籍で新たな挑戦
ファジアーノ岡山は 3 日、2024 シーズン限りで退団した MF 髙橋諒が神奈川県 1 部リーグの鎌倉インターナショナル FC に完全移籍することを発表した。
高橋諒のプロフィール
髙橋は群馬県出身で、国見中学校から国見高校、明治大学へと進学。2016 年に名古屋グランパスに加入し、プロキャリアをスタートさせた。その後、湘南ベルマーレへの期限付き移籍、完全移籍を果たすと、松本山雅 FC でもプレー。2023 年に岡山に加入していた。
2024 シーズンの活躍と退団
2024 シーズンは明治安田 J2 リーグで 10 試合に出場も昇格プレーオフでは出番がなく退団していた。
J1 通算成績
J1 通算 97 試合 4 得点、リーグカップ通算 15 試合、J2 通算 58 試合 3 得点、天皇杯通算 8 試合に出場していた。
高橋諒のコメント
髙橋は両クラブを通じてコメントしている。
鎌倉インターナショナル FC への加入
「ファジアーノ岡山から加入することになりました。髙橋諒です。夏に海外にチャレンジしたいという自分の意志を尊重し受け入れてくれたクラブに感謝しています。ありがとうございます」
今後の目標
「これまでの自分の経験や持っている全ての力を鎌倉インテルに還元できるように頑張ります。よろしくお願いします」
ファジアーノ岡山への感謝
「年間という短い間でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。岡山で出会った選手をはじめ、皆さんに感謝しています。また、クラブ初の J1 昇格の瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。これから J1 に定着し、優勝争いをするような強いチームになっていく事を願っています」
新たな目標
「新たな目標に向かって、これからも自分らしくサッカーを楽しんで成長して行きたいと思います!2 年間ありがとうございました!」
鎌倉インターナショナル FC の目標
鎌倉インターナショナル FC(通称:鎌倉インテル)は、世界のスポーツのなかで最も競技人口と観戦者数が多いサッカーを通じ、日本を国際化することを目指して 2018 年 1 月に設立。近い将来のJリーグ参入を見据えているクラブであり、髙橋はクラブ史上初の J1 経験者として加入する。
GK のボール保持ルール改定
国際サッカー評議会(IFAB)は 1 日、第 139 回年次総会を開催。新たな競技規則を制定した。
現行の GK ボール保持ルール
現在の競技規則 12.2 では、GK のボール保持は 6 秒までとされ、「6 秒ルール」としても知られている。ただ、このルールには厳格性はあまりなく、実際に測ってみれば 6 秒以上保持していることはザラにある。試合状況によっては、時間稼ぎでイエローカードをもらうことも見たことがあるだろう。
ルール改定の内容
そんな中、今回のルール改定では、「6 秒ルール」が変更に。時間が 8 秒に延ばされることになった一方で、厳格にその時間を計測し、8 秒を超えた場合は相手チームの CK になるというものだ。
ルール改定の導入
IFAB は今シーズンのイングランドとイタリアのユースリーグ、そしてマルタのトップリーグで試験的に導入。主審は視覚的な 5 秒間のカウントダウンを使用し、GK にカウントダウン中であることを知らせる形をとっている。主審は、時計の秒針のように腕を上げて、自分の側に下げていくことで示しているという。
ルール改定の影響
IFAB によれば、400 試合以上で実施した中、CK となったのは 4 回。ただ、ほぼ全ての試合でこの動作を主審は行っていたという。
今後の展望
これにより GK の無駄な時間稼ぎが大きなリスクに繋がることとなり、ほとんどなくなることが期待されている。ボールをキャッチし、無駄に倒れ込んでいる時間も「保持した」と見なされるためカウントダウンの対象となるからだ。
世界中での採用
このルール改定は 7 月から世界中で採用が可能となるが、6 月に行われる新クラブ・ワールドカップでは導入されることに。大きな変化となりそうだ。