三笘薫が魅せた!40m 独走からの美弾で“点取り屋”の風格も
三笘薫が敵地で鮮やかなゴールを決め、チームの勝利に貢献。地元メディアも絶賛する活躍を見せた。

三笘薫が魅せた!40m 独走からの美弾で“点取り屋”の風格も
現地 2 月 22 日に開催されたプレミアリーグ第 26 節で、敵地に乗り込んだブライトンは、サウサンプトンと対戦。序盤から主導権を握って 4-0 で大勝した。
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来シーズンの欧州カップ戦出場圏獲得を目指すシーガルズ(ブライトンの愛称)が、怒涛のゴールラッシュでホームチームを飲み込んだ一戦。その圧巻の試合展開の中で出色のパフォーマンスを披露したのが、三笘薫だ。
いつも通りに左サイドハーフで先発した三笘は 2-0 で迎えた 71 分、ハーフウェーラインを越えたぐらいポジションでパスを受けると、そこから約 40 メートルを独走。最後は相手守護神アーロン・ラムズデールをあざ笑うかのようにふわりと浮かせたループシュートで、3 試合連続ゴールを奪ってみせた。
先週のチェルシー戦でぶち込んだ“メッシのような”スーパーゴールに続き、またも特大のインパクトを残した三笘。直近 7 戦 5 発と「点取り屋」の雰囲気すらも漂わせる 27 歳の日本代表 MF には、地元メディアもただただ脱帽するばかりだ。
ブライトン のニュースサイト『Sussex Express』は寸評採点記事において三笘に「8」を付与。高評価を付けた上で、その活躍を「良い守備を見せ、後半はずっと前線の脅威となった。常に得点の起点となり、チャンスでもミスを犯さず、(相手 GK)ラムズデール の頭上を見事に射抜いた」と絶賛した。
また、英全国紙『The Independent』は、三笘のゴールがいかに勝負を決めるものだったかをユニークに伝えている。
「素晴らしいタッチで抜け出した日本人アタッカーは、冷静にボールをラムズデールの頭上へボールを蹴り込み、ブライトンにこの日 3 点目、自身 7 戦 5 点目となるゴールをもたらした。この鮮やかな一撃は、ホームスタンドから大量の観客が去るキッカケになった」
敵将イバン・ユリッチが、試合後に「両チームの間には大きな差があった。激しさ、質、すべてにおいて、だ」と嘆いた試合。その主役となったのは間違いなくブライトン の背番号 22 だった。