柿谷曜一朗が自薦する“史上最高”難易度ゴールとベストゴール 憧れの先輩、大久保の引退試合で「やったったで!」【KICK OFF! KANSAI】
元日本代表 FW 柿谷曜一朗さんが自身で選出したベストゴールを振り返り、大久保嘉人さんの引退試合での衝撃ゴールなどを語った。

柿谷曜一朗が自薦する“史上最高”難易度ゴールとベストゴール 憧れの先輩、大久保の引退試合で「やったったで!」【KICK OFF! KANSAI】
元日本代表 FW 柿谷曜一朗さんが、自身で選出したベストゴールを振り返った。関西のサッカー情報を中心に扱う MBS の J リーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』で、新 MC を務める元日本代表 DF 加地亮さんが、元日本代表 FW 柿谷曜一朗さんをゲストに迎え、柿谷さん自身が選ぶ「ベストゴール」に注目した。
大久保の引退試合で衝撃ゴール
柿谷さんが選んだのは、名古屋グランパス所属の 2021 年 11 月 27 日 J1 リーグ第 37 節。古巣セレッソ大阪戦でのオーバーヘッドシュートだった。後半 22 分、こぼれ球を拾った柿谷さんは相手ゴールに背を向けながら、自ら右足でボールを浮かすと、そのまま身体を倒しながら右足でオーバーヘッドシュート。ネットを揺らした。
この一戦は、C 大阪時代の先輩でもある元日本代表 FW 大久保嘉人さんの引退試合だった。柿谷さんは「『やったったで!』と。大久保嘉人さんに憧れてこういうゴールがしたいと思って、最後の舞台でそれができて」と感謝しつつ、「シュートを打つにはどうしたらいいかと考えたらこれ以外にない。一番早くシュートを打てる方法がこれだった」と、このシュートに至った仰天の理由を明かした。
伝説のヒール・ゴラッソ
また、自分にしかできないプレーと話すのが、2016 年セレッソ時代の J2 リーグ第 3 節ザスパクサツ群馬戦で叩き込んだ伝説の“ヒール・ゴラッソ”。後半 14 分、パスを受けた柿谷さんはペナルティーエリア中央で背を向けたまま右足でトラップ。すぐに左足へボールを送るダブルタッチで、最後はかかとでループシュートを放った。この衝撃のゴールは周囲の想像を超え、語り継がれてきた。
これには自ら「まだこれよりすごいゴールは見ていない」としつつも「でもシチュエーションがこれしかなった」と発言。本人には見えていたゴールへの道すじは、今でも人々を驚かせている。