慶大野球部へ新たな一歩 清原勝児、「日本一」への道を歩み始める
清原勝児内野手が慶大野球部に入部し、新たな一歩を踏み出しました。身長 175 センチで父や兄ほど大柄ではないが、複数のポジションを守ることができ、走攻守の総合力での勝負を目指します。

清原勝児、慶大野球部への入部を果たす
プロ野球の西武、巨人などで活躍した清原和博さんの次男、清原勝児内野手(神奈川・慶応高)が慶大野球部の門をたたきました。長男の正吾さんは同部で 4 番を務めるなど昨秋までプレーしていました。清原勝児は「兄よりも活躍するのが目標」と誓っています。
清原勝児の実力と抱負
身長 175 センチで父や兄ほど大柄ではない清原勝児ですが、複数のポジションを守ることができ、走攻守の総合力での勝負を目指しています。慶応高では 2023 年に春の選抜大会に出場し、夏の全国選手権では 107 年ぶりの優勝を味わっています。慶大の堀井哲也監督は「大舞台は人を育てる。スポーツ選手としての成長はすごく経験したと思う」と期待を込めています。
清原勝児の努力と挫折
高校 1 年時に留年した影響で、昨年は公式戦に出場できなかった清原勝児ですが、地道に自主トレーニングを行い、さまざまな人と会って話すことで刺激を得ていました。ある人からは「どの分野でも、それに対して一生懸命やることが大事」だと教わり、広い視野を持てるようになったといいます。
清原勝児の家族と兄
昨秋の東京六大学リーグ、早大戦で正吾さんが放ったホームランボールをもらい、「同じ家族として、すごくうれしかった」と話しています。同時に、中学と高校で別の競技に打ち込み、大学入学後に野球を再開した兄の雄姿に「ブランクがあったのに活躍できるというすごさに、一種の悔しさもあった」とも話しています。その兄は昨秋のドラフトで指名漏れし、野球から退くことを決断。大学野球部の後輩になる弟へ「俺を超えろ」とエールを送っています。
清原勝児の抱負と今後の展望
今月初頭に初めて参加した大学の練習後、「きょうよりあした、あしたよりあさってという気持ちで頑張りたい」と抱負を語った勝児。新たな一歩を踏み出した清原勝児が、慶大野球部でどのような活躍を見せるのか、今後の展開が楽しみです。