北九州下関フェニックス、平間隼人監督が率いる若手中心のチームでリーグ連覇と日本一を目指す
野球の独立リーグ・北九州下関フェニックスは、2025 年シーズン体制発表会を開き、平間隼人内野手が監督兼務となりました。チームは若手中心の編成で、リーグ連覇と日本一を目標に掲げています。

北九州下関フェニックス、平間隼人監督が率いる若手中心のチームでリーグ連覇と日本一を目指す
野球の独立リーグ・北九州下関フェニックスは、2025 年シーズン体制発表会を山口県下関市で開いた。プロ野球・読売巨人軍の元選手の平間隼人内野手(28)が監督を兼ねることになり、チームは昨季に続くリーグ連覇と、届かなかった日本一を目標に掲げた。
フェニックスは加盟 3 年目の昨季のリーグで 55 勝 18 敗 3 分けの戦績を収め、2 位に 10・5 ゲーム差をつけて悲願の初優勝を果たした。日本一を決める日本独立リーググランドチャンピオンシップでは初戦で敗れた。
平間監督は昨季の野手コーチ兼内野手から昇格した。選手は新入団の投手 4 人、捕手 2 人、野手 7 人を含む計 28 人で、30 歳と 31 歳の 2 人以外は 20 歳代以下(うち 1 人は 19 歳)と若手中心の編成となった。
発表会のあった 13 日、平間監督は「投打のバランスのいいチームづくりを進める。若い選手が多いので粗削りな面があるかもしれないが、元気よくチーム一丸で戦い、リーグ連覇とグランドチャンピオンシップ優勝を果たしたい」と誓った。
新入団選手のうち、同県萩市出身で宇部鴻城高 OB の井町爵久外野手(20)は「地元で野球ができてうれしい。長打力を生かしてチームに貢献する」と抱負を語った。もう 1 人の県ゆかりの選手で、入団 2 年目を迎えた宇部工高 OB の上田優太投手(20)(同県宇部市出身)は「球速 150 キロ台を出して武器にし、任された場面で結果を残す」と力を込めた。2 人ともプロ野球入りを目指している。
発表会では、今季のユニホームやチアチームも紹介された。堀江貴文取締役もリモートで登場し「リーグを盛り上げ、球場の外のイベントも積極的に仕掛け、ファン層を拡大したい」と述べた。
リーグでは昨季と同じ 4 チームで争い、フェニックスは全 65 試合のうち 35 試合を下関市や北九州市などで主催する。北九州市開幕戦は 3 月 15、16 日に北九州市民球場であり、宮崎サンシャインズ(宮崎)と対戦。下関市開幕戦は火の国サラマンダーズ(熊本)を迎え、同 29、30 日にオーヴィジョンスタジアム下関で行われる。