U-20 日本代表、GL 突破を懸けた日韓戦へ弾みをつける!大関友翔「ゴールを取って勢いづけられれば」
U-20 日本代表 MF 大関友翔が今大会初得点を決め、日韓戦への弾みをつける。一年半前の因縁を晴らすため、チームは引き分け以上でグループ突破が確定する。

U-20 日本代表、GL 突破を懸けた日韓戦へ弾みをつける!大関友翔「ゴールを取って勢いづけられれば」
U-20 日本代表 MF 大関友翔が今大会初得点を決め、日韓戦への弾みをつける。一年半前の因縁を晴らすため、チームは引き分け以上でグループ突破が確定する。
大関友翔、今大会初得点で勢いづけ
U-20 日本代表は前半 10 分に失点も、MF 大関友翔(川崎 F)が 24 分に一時同点となる今大会初ゴール。「うまく左足で触れたのでよかった」と得点シーンを振り返った。苦しいゲーム展開のなかで、攻守に奮闘した。前半 10 分にカウンターを食らって失点したが、24 分に勢いを取り戻すゴールを決めたのは大関。サイドからのクロスに MF 小倉幸成が競り合って粘ると、浮き球の落下点で待ち構えた大関が左足ボレーでゴールに決め切った。
日韓戦への意識
船越優蔵監督は「“日韓戦”だと意識するのはたぶん我々だけ」と語り、以前より選手たちの中で強いライバル意識はないのかもしれない。それでも、大関には因縁がある。2023 年夏、船越監督体制の初陣となった「2023 SBS カップ国際ユースサッカー」のグループリーグ初戦。U-18 日本代表は U-18 韓国代表に 0-1 で敗れた。先発入りしていた大関は、当時チーム内で唯一の J リーガーとして鋭いスルーパスで会場を沸かせた。しかし、後半 5 分の失点で屈した。
成長と課題
「韓国は SBS カップで負けて以来なので。本当にリベンジマッチだし、何より勝たないとグループリーグ突破を決まらないなかで、本当にしっかりと試合に臨みたい」。当時から一年半が経った今、過去との違いとして守備面にも自信をのぞかせる。「90 分間走れるようになったのはレンタルで(福島に)行って、ゲーム体力をつけたことが一番の要因」。もっとも、まだ課題を感じている部分はある。「ただ、もっともっと守備のところで自分がボールを取るとか、小倉に任せきりじゃなくて自分でボールを取れるようにならないと。(U-20)ワールドカップに行くために、貢献するためには、もっともっとやんなきゃいけない」と力を込めた。
シリア戦でのゴール
シリア戦でゴールを決められたことはいいきっかけになった。「日韓戦は勝ち点を取らなきゃいけないゲーム。何より今日みたいな試合をしないためにも先制点は大事なので、自分がゴールを取って勢いづけられれば」。大一番となる日韓戦で、自身の成長を示すつもりだ。