大谷翔平とアーロン・ジャッジの比較論再燃!MLB 公式ランキングでの順位に異議あり
MLB 公式サイトの「トップ 100 プレーヤーズ」で大谷翔平が 1 位に選ばれたことに対し、地元局実況が不満を表明。大谷とジャッジの比較論が再び注目を集めています。

去る 2 月 13 日、MLB 公式サイトが「トップ 100 プレーヤーズ」を発表し、昨シーズンのパフォーマンスを加味して期待値込みでランク付けされた。その結果、ドジャースの大谷翔平が 1 位に君臨し、昨年の覇者であるヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが 2 位にダウンした。
このランキングに対し、ヤンキースの地元局『YES Network』で実況を務めるマイケル・ケイ氏は、自身がホストを務める米スポーツ専門局『ESPN』のポッドキャスト番組内で「いったい何をどうすれば、オオタニがジャッジよりも優れていると言うんだ」と強調し、大谷の 1 位に異論を唱えた。
ケイ氏は、あらゆるスタッツを列挙しながら 32 歳の怪物の優位性を強調し、大谷がジャッジを凌駕した打席数と得点数について「オオタニはリードオフ。ジャッジは 3 番だ。だからより優れているという理由にはならない」と断じた。
さらに「ふたりの差はわずかだ」だと続けたケイ氏は、「オオタニが投球していて、15 勝を挙げた上で、防御率 2.50 ぐらいを記録していたら、オオタニの方が劣っているとは言えなかった」と強調した。その上で、次のように疑問を呈している。
「打率、長打率、OPS、本塁打数でジャッジはオオタニを超えていた。しかも、ジャッジはセンターでプレーしていた。オオタニは野手としてプレーしていない。DH だ。それなのにどうしてオオタニがジャッジよりも優れているんだ?」
SNS 上でも激論が交わされている大谷とジャッジの比較論。前者が二刀流を再開させる今季は、その論争は激しさを増していきそうだ。
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