松井稼頭央氏が絶賛する宗山塁内野手、侍ジャパンを引っ張る存在に
元西武監督の松井稼頭央氏が、個人的に期待している“イチオシ MONSTER”に宗山塁内野手を指名。松井氏は宗山のショートとしてのバランス、肩の強さ、カットプレーなどを高く評価している。

松井稼頭央氏が“イチオシ”する次世代モンスター絶賛!侍ジャパン を「引っ張っていく」存在に
元西武監督の松井稼頭央氏(49)が 9 日放送のフジテレビ「すぽると!」(土曜深夜 0・35、日曜後 11・15)にゲスト出演。個人的に期待しているという“イチオシ MONSTER”に“こんなに完成されているショートはみたことない”として、まだデビュー前の新人を指名した。
日米通算 2705 安打を放ち、NPB では遊撃手最長の 7 年連続ベストナインにも輝いたレジェンド。その松井氏が誰を指名するのか注目されたが、「宗山選手ですね」と昨秋ドラフトで 5 球団から 1 位指名され、抽選の末に楽天入りした黄金ルーキー、宗山塁内野手(21=明大)を指名した。
番組 MC を務めるお笑いコンビ「千鳥」の大悟(44)が「顔もいいんですよね」と目尻を下げると、イケメン選手、イケメン指揮官として人気を博した松井氏も「顔もいいです」と笑顔。東京六大学リーグで歴代 7 位となる通算 118 安打を放ち、大学 3 年の時には早くも侍ジャパン 入りを果たした逸材について熱く語った。
「全体的にショートとしてのバランスがいいですし、肩もいいので」とし、「カットプレーであったりとか、そういうところも含めて。セカンドにいっても、右中間にいっても宗山くん入っていってほしいな」と通常は二塁手が入る右中間方向への打球のカットマンにも遊撃から宗山に入ってほしいと願った。
「僕も入っていた」と自身の現役時代を振り返った松井氏。「で、相手の 1 点を阻止するじゃないですけど、それができるぐらいの肩を持っていると思いますし」とした。
宗山の肩について具体的な説明を求められると「投げ方もいいんですけど、ステップが非常にいいですよね、足の使い方が」とし、「ただ単に上半身ですぐ捕って投げれないので、やっぱり投げる方向にしっかりステップして強いボールを投げれる位置にいてるので腕が走ってくると思うんですよね」と語った。
そして、「源田選手もいますし」としながらも「これから次世代のショートを担っていく、と。日本で引っ張っていくとなるとやっぱ宗山くんかなっていうふうには思っています」と言い切った松井氏。
自身の現役時代に代名詞だったスナップスローに関しては「多分できるんじゃないかなと思います」としながらも「マネはしないほうがいいです。結構雑になるので」とアドバイスも忘れなかった。