ホルムグレン復帰戦、4得点に留まるもディフェンスで存在感
オクラホマシティ・サンダーのチェット・ホルムグレンが約3か月ぶりの実戦で復帰し、4得点にとどまったものの、ディフェンスで存在感を示した。

ホルムグレン復帰戦、4得点に留まるもディフェンスで存在感
現地時間2月8日(日本時間9日、日付は以下同)、オクラホマシティ・サンダーは敵地フェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズを125-112で下し5連勝。今季成績をリーグベストの42勝9敗(勝率82.4%)とした。
この日の勝利でウエスタン・カンファレンス2位のグリズリーズ(35勝17敗/勝率67.3%)に7.5ゲーム差をつけたサンダーは、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーがゲームハイの32得点、8アシストに2ブロック、8本の3ポイントを決めたアーロン・ウィギンズが26得点、11リバウンド、ジェイレン・ウィリアムズが25得点、6リバウンド、6アシスト、アレックス・カルーソが14得点、アイザイア・ハーテンスタインが12得点、14リバウンド、4アシスト、2ブロックをマーク。
現在、サンダーは先発ガードの一角ケイソン・ウォーレスを右肩負傷で欠いているものの、右骨盤骨折のため昨年11月中旬から離脱していたチェット・ホルムグレンが、7日のトロント・ラプターズ戦で復帰したことは大きなプラスと言っていい。
約3か月ぶりの実戦となったラプターズ戦、22歳の若手ビッグマンは先発として出場し、22分2秒のプレータイムで4得点、5リバウンド、1アシスト、2スティール、4ブロックをマーク。
出場時間帯における得失点差+22で両チーム最多と、早速インパクトを残したホルムグレンは、復帰初戦をこう振り返っていた。
「素晴らしいこと。僕は長い間欠場していた。コートへ戻って来るために、本当に一生懸命取り組んできたんだ。だから今の僕はすごく嬉しいし興奮している。このチームの勝利を助けることができるようにやっていくこと、向上し続けることを楽しみにしている」
また、この日サンダーは216cm・94kgのホルムグレンと213cm・113kgのハーテンスタインによるツインタワーが、レギュラーシーズン50試合目にようやく実現。ホルムグレンのドライブに合わせてハーテンスタインが入り込み、フローターを決めるシーンもあった。
ケガをする前まで、ホルムグレンは今季10試合の出場で平均26.5分、16.4点、8.7リバウンド、2.0アシスト、2.6ブロックにフィールドゴール成功率50.5%、3ポイント成功率37.8%(平均1.4本成功)を記録していたのだが、復帰戦で放ったショットは5本のみ。