中国の新たな難敵・何卓佳に日本勢はどう立ち向かう?
卓球のシンガポールスマッシュで、日本女子卓球の期待を一身に背負う張本美和が 2 回戦で敗れる波乱が起きた。中国の何卓佳のプレースタイルが異彩を放ち、日本勢はどのように対策するべきなのか?

張本美和が 2 回戦で敗れる波乱
2 月 2 日から 9 日にかけて行われた卓球、シンガポールスマッシュで波乱が起きた。日本女子卓球の期待を一身に背負う張本美和が 2 回戦で敗れたのだ。
何卓佳の異質なプレースタイル
何卓佳はあの中国が送り出す粒高ラバーの使い手なのだ。これまで世界の舞台でも数々の波乱を起こしてきた「異質系ラバー」の選手たち。その代表格としてバックハンドにアンチラバーを貼ったインドのアイヒカ・ムカルジーがいる。ムカルジーがまるで“魔法”にかけたかのような試合運びを見せ、2024 年世界卓球女子団体戦で、中国の絶対エース、孫頴莎を負かした衝撃は記憶に新しいところだ。
日本勢の勝ち筋は?
近年の中国女子卓球は、「男子化」とも表現できる、攻撃の威力を極限まで高めた選手が多く出現してきた。そんな中、攻撃卓球の中国から久しぶりに現れた異質ラバーの使い手。自国で数々の猛者である攻撃型を“交わして”きた何卓佳が見せる「天才的な使い方」を、日本女子卓球が攻略する方法はあるのか。
次に読むべきもの
卓球全日本王者の松島輝空が木下グループ社員と交流イベントに参加。ラリー対決では、松島がハンデマッチで盛り上げ、チャレンジでは緊張からかミスを連発するも、最後はしっかりと 3 本倒して全日本王者の技術を示した。
日本のエース張本智和がアジアカップで連覇を逃した。中国勢との厳しい戦いの中で、課題となったのはバックハンドの打ち合いとミート打ち。新たな武器を手に入れることが、攻略のカギとなる。
国際卓球連盟が発表した 2025 年 10 週目の最新世界ランクで、日本勢の上位選手に変動はなし。早田ひなが 5 位を維持し、張本美和、大藤沙月、伊藤美誠が続く。
2025 年 10 週目となる最新の卓球男子世界ランクが発表され、張本智和が日本勢トップの 4 位を維持しました。戸上隼輔は 25 位、篠塚大登は 28 位、宇田幸矢は 29 位と続いています。
第 18 回東海学生卓球チャレンジカップが 2025 年 3 月 1 日に開催され、名古屋大学の亀地希代美が女子シングルスとダブルスで優勝し、日本福祉大学の佐野晴喜が男子シングルスで優勝した。
ITTF が最新の世界ランキングを発表。アフリカカップの結果を反映し、一部選手の順位が変動。日本勢トップは張本智和と早田ひなが維持。
P4MATCH は卓球台の数や時間に応じて柔軟に大会を開催でき、卓球場の空き時間を有効活用して収益を上げる手助けとなるだけでなく、新規のレッスン生の獲得にも貢献している。
千葉市内を中心に活動する卓球クラブチーム・CCW は、若手選手約 50 名が所属し、ブラジルデフリンピックで銅メダルを獲得した井藤博和もチームの一員として活躍中。代表の西澤雅さんは卓球への情熱が高じて転職し、現在は卓球コーチを本業としながら、CCW を運営している。
2 月 23 日まで中国・深圳で開催中のアジアカップ。第 1 ステージ(グループリーグ)の上位 2 名が第 2 ステージ(トーナメント)に進出できるが、21 日に行われたグループリーグ最終戦で、第 2 ステージに進出する男女各 16 選手が出そろった。