堀越啓太:追求“引き出し”之多的最快 157 公里右腕
东北福祉大学的堀越启太,虽因速度备受关注,但他本人却专注于不同的任务。他有着明确的目标,就是增加投球的“引き出し”。

追求“引き出し”之多的最快 157 公里右腕
东北福祉大学的堀越启太,虽因速度备受关注,但他本人却专注于不同的任务。他有着明确的目标,就是增加投球的“引き出し”。
今秋的ドラフト候補に挙がる東北福祉大学の堀越啓太(3 年、花咲徳栄)は、明確なビジョンを描いて大学野球の世界に飛び込んだ。1、2 年時のオフ期間に非公式ながら 160 キロ台を連発したことが話題を呼び、現在も堀越を紹介する際は必ずと言っていいほど「最速 157 キロ右腕」の枕詞(まくらことば)がつく。しかし、本人はスピードだけにこだわらず、投球の「引き出し」を増やす作業に没頭してきた。
堀越は高校時代にもドラフトを経験している。埼玉の強豪・花咲徳栄高校では甲子園の舞台にこそ立っていないものの、2 年秋にエースナンバーを背負い、3 年時も主に中継ぎで活躍。NPB のスカウトが視察に足を運ぶ機会も多かったが、ドラフトで名前を呼ばれることはなかった。ともにプロ志望届を提出した捕手の味谷大誠だけが中日ドラゴンズから指名を受け、チームメートが歓喜に沸く中で悔しさをかみ締めた。
小学 2 年生の頃、地元の埼玉県飯能市からほど近い西武ドーム(現・ベルーナドーム)でプロ野球のオープン戦を観戦したことがきっかけで、野球を始めた。「プロ野球選手になりたい」。その試合で先発した埼玉西武ライオンズ の十亀剣が投げる姿に憧れ、大きな夢を見つけた。
指名漏れを味わっても、幼少期から抱き続けた夢は消えなかった。ドラフト直後から野球塾の指導者に教えを請い、大卒でのプロ入りを見据えて当時最速 147 キロだった球速の向上に努めた。助言されたトレーニングやフォーム改善に取り組みつつ、バレーボールを用いた練習など自身で採り入れたトレーニングにも励むと、みるみるうちに球速が伸び、高校 3 年の 12 月には 150 キロに到達。翌年の 1 月には 155 キロをたたき出した。
「ドラフトを考えると、スピードを求められるのは最初のうちだけ。特に大学生は完成度の高いピッチャーが評価される」
高校野球の引退後から、大学 1、2 年時にかけては球速アップに重きを置き、実際に公式戦でも 150 キロ台を連発した。オフの期間には茨城県つくば市のトレーニング施設で 160 キロ台を計測。速球派投手としての注目度は、下級生のうちに十分高まった。そして「完成形を目指す」3 年時を前に、堀越は「引き出し」というワードをたびたび口にするようになった。
練習試合などで先発の機会が増えた 2 年の夏ごろには、「配球について考えたり、投げる変化球を多くしてみたりと、引き出しを増やすことを意識しています。またこれまでは三振を取りにいくピッチングが主体になっていましたが、球数を抑えるために打たせて取るという考え方もするようになりました」と話していた堀越。球速と並行して変化球の精度や制球力も磨く日々を送った。